障害年金申請後の流れと注意点

〜「提出して終わり」ではありません〜

こんにちは。クラリ社会保険労務士事務所です。

今回は、「障害年金の申請後に何が起こるのか」「どんなことに気をつけるべきか」についてご説明します。


申請書を提出したあと、何が起こるの?

申請書類を年金事務所や役所の窓口に提出したあと、多くの方が「これで終わった」とホッとされます。

しかし、実際にはその後もいくつかのステップを経て、年金の支給・不支給が決定されます。

主な流れは以下のようになります。

• 書類の受付と点検(形式や記載漏れの確認)

• 初診日や保険料納付要件などの確認

• 日本年金機構の審査部門による医学的・事務的審査

• 結果通知の発送(決定通知書が届く)

申請から結果が届くまでの期間は、通常2〜4か月ほどですが、内容によってはそれ以上かかる場合もあります。


審査中に連絡が来ることもある?

はい、あります。

申請書類の内容に不明点がある場合や、追加の資料が必要になったときには、「照会文書」や「電話連絡」が年金機構から届くことがあります。

たとえば、

• 「診断書の記載が不十分なので再提出をお願いしたい」

• 「初診日の確認書類が不足しているため、追加で提出してほしい」

• 「申立書と診断書の内容にズレがあるので、説明がほしい」

などのケースがあります。

こうした連絡には、できるだけ早く・正確に対応することが大切です。放置すると、審査がストップしてしまうこともあります。


状況が変わったらどうすればいい?

申請後に、体調や生活状況に大きな変化があった場合(入院、就労の開始・終了、転居など)は、年金機構に連絡を入れることが望ましいです。

たとえば、提出時は「無職」であったが、審査中に「就労を始めた」場合。

または、「通院の頻度が変わった」「新たな診断が加わった」なども、審査の判断材料に関わってくることがあります。

特に、審査中の「現状」が、提出書類と大きく違っていると判断された場合、年金の支給が認められないケースもありますので注意が必要です。


提出後も“気を抜かず”が大事です

「申請したら、あとは待つだけ」と思いがちですが、実際には提出後もさまざまなことが起こり得ます。

• 追加資料の提出依頼

• 年金機構からの問い合わせ

• 自身の生活や体調の変化への対応

こうした場面でしっかり対応することが、審査をスムーズに進めるポイントになります。


クラリ社会保険労務士事務所のサポート

当事務所では、申請前の準備だけでなく、申請後のフォローアップまでしっかりサポートしています。

• 追加書類の作成や内容確認

• 年金機構からの照会対応のアドバイス

• 結果が届くまでの不安へのサポート

「申請後に連絡が来て不安になった」「提出したあと、何も連絡がなくて心配」といったご相談にも、経験豊富な社労士が丁寧に対応いたします。

クラリ社会保険労務士事務所は、申請前から申請後まで、あなたの安心をサポートします。

\ 初回相談は無料です /

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