退職しても大丈夫!失業給付を最大限活用するコツ
こんにちは。クラリ社会保険労務士事務所です。
退職を決意したものの、「生活費は大丈夫?」「次の仕事がすぐ決まらなかったら…」と不安になる方は少なくありません。
でも、そんなときに心強いのが「失業給付(雇用保険の基本手当)」です。
今回は、失業給付を最大限に活用して、安心して次のキャリアに進むためのポイントをお伝えします。
① そもそも失業給付とは?
雇用保険に一定期間加入していた人が、離職後の生活を支えるために受け取れる公的な給付です。
支給額や期間は、年齢・勤続年数・離職理由などによって決まります。
主な受給条件は?
- 離職前の2年間に、通算12か月以上の雇用保険加入期間(被保険者期間)があること
※倒産・解雇など特定理由離職の場合は6か月でもOK
- 働く意欲があり、積極的に求職活動を行っていること
② まずは早めにハローワークへ!
失業給付の手続きは、ハローワークで行います。
退職後に以下を準備して、できるだけ早めに申請しましょう。
必要な書類
- 離職票(退職後に会社から受け取る)
- マイナンバーカードまたは通知カード+身分証
- 印鑑(認印でOK)
- 写真(証明写真サイズ)
- 預金通帳またはキャッシュカード(振込口座用)
※必要書類は自治体や状況により多少異なる場合があります。
③ 待機期間と給付制限に注意!
失業給付は申請してすぐに振り込まれるわけではありません。
- 待機期間:7日間
- 給付制限:最大3か月(自己都合退職の場合)
倒産や解雇などの会社都合退職なら、給付制限はありません。
👉 給付開始時期を早めるには、自己都合でも「正当な理由」に該当する場合がカギです。(例:パワハラ・長時間労働・健康上の理由など)
④ 失業給付の受給額はどのくらい?
基本的には、退職前6か月の平均賃金(日額)の45~80%程度。
年齢や賃金水準により細かく計算されます。
💡 目安を知りたい方は、ハローワークのシミュレーションや、当事務所までお気軽にご相談ください。
⑤ 受給中の注意点
失業給付をもらうには、以下が大切です。
- 月1~2回の「認定日」にハローワークへ出向く
- 求職活動を継続する(面接・応募・セミナー受講など)
- アルバイト収入は必ず申告する(不正受給になる可能性あり)
⑥ 失業給付を最大限活用するコツ!
✅ 退職理由が「会社都合」に該当しないか確認
✅ 早めの申請で給付開始を早める
✅ 求職活動の記録はしっかり保存
✅ 再就職手当の活用も検討(早期再就職で最大70%支給!)
まとめ
失業給付は「生活の不安を減らし、安心して次の一歩を踏み出すための制度」です。
制度をよく知り、きちんと手続きをすれば、きっと大きな助けになります。
もしご自身だけで不安がある場合は、クラリ社会保険労務士事務所までお気軽にご相談ください。
専門家があなたの状況に合わせたアドバイスをいたします!
クラリ社会保険労務士事務所では、愛知県津島市を拠点に、障害年金の請求代行をはじめ、労働トラブルのご相談や就業規則の作成・見直しなど、幅広い社会保険労務士業務を行っています。
特に障害年金については、多数のご依頼をいただいており、初回のご相談から丁寧にサポートいたします。
津島市周辺(愛西市、あま市、弥富市、稲沢市、蟹江町、大治町、飛島村、清須市、名古屋市中村区・中川区・港区など)で、障害年金の申請や労働問題のご相談先をお探しの方は、ぜひ一度クラリ社会保険労務士事務所までお気軽にご連絡ください。
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