辞めたあとも安心! 退職後にやるべき10の手続きチェックリスト

こんにちは、クラリ社会保険労務士事務所です。

退職という大きな決断をされた皆さん、お疲れさまでした。

退職を無事に終えてホッとしたい気持ち、よくわかります。

でもちょっと待ってください。

退職後には、やるべき“重要な手続き”がたくさんあるのです。

放っておくと…

• 失業保険がもらえない

• 年金が未納扱いになる

• 健康保険が切れて高額医療費が発生

…といったことも。

今回は「退職したあとにやるべき10のこと」を、わかりやすくチェックリスト形式でお伝えします!


✅ 退職後にやるべき10の手続き

① 離職票の受け取り

退職後、会社から「離職票(1・2)」が届くのを待ちましょう。

📌 離職票とは?

→ 失業保険を申請する際に必要な書類。

会社が発行するまでに時間がかかることもあるので、退職時に「早めに発行をお願いします」と伝えておくと◎。


② 健康保険の切り替え

退職したら、会社の健康保険は原則「退職日の翌日」で資格喪失します。

3つの選択肢があります:

1. 国民健康保険に加入する(市区町村役場)

2. 任意継続被保険者制度(前の健康保険を最長2年延長)

3. 扶養に入る(配偶者などの健康保険に入れる場合)

📅 手続き期限:退職後14日以内

※何もしないと「無保険状態」に。注意!


③ 国民年金の加入手続き

退職すると、厚生年金の資格を喪失します。

20歳以上60歳未満の方は、国民年金への切り替え手続きが必要です。

📍 役所で「資格喪失証明書」などを持参し、手続きを。

※免除制度や学生納付特例制度もあるので、条件に当てはまる人は忘れず申請を!


④ 雇用保険(失業保険)の申請

ハローワークで「失業給付(基本手当)」の申請をしましょう。

📍 必要なもの:

• 離職票(1・2)

• マイナンバーが確認できるもの

• 本人確認書類

• 印鑑

• 写真(証明用)

• 通帳やキャッシュカード

📅 失業給付を受け取るまでに「待機期間」や「給付制限」があるので、早めに申請を!


⑤ 源泉徴収票の受け取り

年末調整や確定申告で必要になります。

退職時に「源泉徴収票は郵送してください」と伝えておきましょう。

📌 再就職する人は、新しい会社に提出する必要あり。


⑥ 住民税の支払い方法確認

住民税は「前年の所得」にかかるため、退職後も請求が続きます。

📌 一括徴収 or 普通徴収(自分で払う)かは退職タイミングで変わる

📅 請求書が届いたら、支払い忘れのないよう注意!


⑦ 確定申告(年末に退職した人)

年の途中で退職し、再就職しなかった場合、自分で確定申告が必要なことがあります。

📌 対象:医療費控除、ふるさと納税、保険控除などを利用したい人

📅 毎年2月中旬〜3月中旬までに申告


⑧ 退職金の受け取り&税金の確認

退職金がある場合、「退職所得控除」を受けると税金が軽減されます。

📌 会社に「退職所得の受給に関する申告書」を提出しておくと、税金の天引きが少なく済む!


⑨ 転職先が決まっている場合の手続き

転職先に入社が決まっている場合は、以下の書類を準備しましょう:

• 雇用保険被保険者証(紛失したら再発行依頼)

• 年金手帳または基礎年金番号通知書

• 源泉徴収票(前職の)

スムーズな入社のため、余裕をもって準備を。


⑩ 心と体のケア

手続きとは少し違いますが、とても大事なこと。

退職後はホッとする反面、喪失感や不安に襲われることも。

休職やパワハラ退職など、理由が精神的なものであれば、心療内科の受診やカウンセリングの利用もおすすめです。

📌 医師の診断があれば、失業保険の「給付期間延長」も申請可能です。


📝 チェックリスト(保存版)

手続き項目 期限の目安

離職票の受け取り 退職後すぐ

健康保険の切り替え 退職後14日以内

国民年金の加入 退職後14日以内

雇用保険(失業給付)申請 退職後すぐ(離職票到着後)

源泉徴収票の受け取り 年末 or 再就職時

住民税の支払い 請求書到着後

確定申告 翌年2月〜3月

退職金の税手続き 退職時

転職先への書類提出 入社前

心身のケア・医師の相談 状況に応じて随時


📩 不安なときは、クラリ社会保険労務士事務所へご相談を

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そんな不安を感じたら、私たちにご相談ください。

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クラリ社会保険労務士事務所では、愛知県津島市を拠点に、障害年金の請求代行をはじめ、労働トラブルのご相談や就業規則の作成・見直しなど、幅広い社会保険労務士業務を行っています。

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