うつ病で障害年金を申請するとき、診断書のどこが大事?
こんにちは、クラリ社会保険労務士事務所の氏川巳央です。
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診断書は医師が書く書類ですが、あなたの生活の実態を伝えることで内容の正確さが大きく変わります。ここを意識して準備しましょう。
大事なのは「ふだんの生活」と「仕事の実態」
・病名よりも、日常生活でどれだけ困っているかがポイント
・働いている場合は、どんな配慮があるか(短時間、軽作業、在宅、同僚の助け など)も重要
医師に必ず伝えたいこと(メモでOK)
・朝の身支度:一人でできる?どれくらい時間がかかる?
・入浴・食事:頻度や介助の有無(例:入浴は2日に1回、見守りが必要)
・金銭管理・買い物:失敗例や付き添いの有無
・通院・服薬:飲み忘れ、家族の声かけが必要か
・対人場面:電話・会議・人混みがどれだけ負担か
・症状の波:良い日/悪い日の違い、週に何回あるか
・就労している人は、勤務時間・欠勤や早退の回数・職場の配慮も
診断書で見られやすい欄
・日常生活の6項目(食事、清潔保持、金銭管理・買い物、通院服薬、対人関係、安全配慮)
・病歴・経過(休職・復職・入院・転院の時系列)
・就労欄(勤務時間、仕事内容、配慮の内容、欠勤・遅刻・早退)
ありがちなつまずき
・「軽快・改善」とだけ書かれ、困りごとが具体的に書かれていない
・良い日だけを伝えてしまい、悪い日の実態が抜ける
・就労欄が空欄、または配慮の実態が反映されていない
・初診日・作成日・対象期間などの日付がズレている
準備のコツ(受診前〜作成前)
・直近2週間の生活メモ(困った場面を時刻入りで一言ずつ)
・勤怠の記録(遅刻・早退・欠勤、短時間勤務の実績)
・家族や支援者のひとことメモ(声かけ・見守りの実態)
・A4一枚の箇条書きメモに要点をまとめ、診察で手渡し
提出前チェック
・病歴の時系列に抜けがないか
・日常生活・就労の記載が普段の状態と合っているか
・初診日/作成日/対象期間の日付整合
・コピーを保管(後の説明に使えます)
今日のまとめ
病名より生活機能と就労の実態。良い日だけでなく困る日の具体例を短く伝え、配慮や支援が必要な理由を診断書に反映してもらいましょう。
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特に障害年金については、多数のご依頼をいただいており、初回のご相談から丁寧にサポートいたします。
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