年末調整の準備は大丈夫?会社・労働者それぞれのチェックポイント
年末が近づくと必ずやってくるのが「年末調整」です。
「書類が多くて大変」「何を準備すればいいかわからない」という声を、会社側・労働者側の両方からよく耳にします。そこで今回は、会社と労働者それぞれが年末調整で注意すべきポイントをまとめました。
会社側のチェックポイント
• 扶養控除等申告書・保険料控除申告書の回収漏れがないか
• アルバイトや短時間勤務者も対象になる場合がある(年末調整の対象は「その年に支払う給与がある人」)
• 住宅ローン控除を受ける人の初年度は年末調整ではなく確定申告が必要
• 源泉徴収簿や法定調書の準備を早めに進める
これらを怠ると、従業員に不利益が出るだけでなく、翌年の法定調書提出時に大きな事務負担となって返ってきます。
労働者側のチェックポイント
• 生命保険料控除証明書、地震保険料控除証明書を忘れず提出
• 扶養家族の変更があれば必ず申告(結婚・出産・親の扶養など)
• 医療費控除や副業収入がある場合は年末調整ではなく確定申告が必要
• 住宅ローン控除は2年目以降なら年末調整で申請可能
「よくわからないから提出しなくてもいいや」では損をしてしまいます。きちんと提出すれば税金の還付が受けられることもあります。
まとめ
年末調整は、会社と労働者の双方にとって欠かせない手続きです。会社は「漏れなく集める」、労働者は「正しく申告する」ことが大切です。少し早めに準備をしておくことで、年末のバタバタを防ぎ、安心して新しい年を迎えられます。
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