有給を取りにくい職場…どう伝えたらいい?
こんにちは、クラリ社会保険労務士事務所の氏川巳央です。
今日は「有給を申し出たいけれど、言いにくい」というご相談にお答えします。ポイントは、早めの準備と、相手が判断しやすい伝え方です。(理由は原則「私用」でOK)
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職場に伝える前に整えておきたいこと
・予定日と、代替できる候補日(もし調整が必要になった場合のため)
・当日の業務の棚卸し(何をいつまでに誰へ引き継ぐか)
・緊急連絡の取り決め(連絡先だけでも明確に)
・社内の申請ルール(申請フォーム/締切/承認フロー)
伝え方の基本
・「○月○日(○)に年次有給休暇を取得したく、申請します。Aの対応は前日までに完了、BはCさんへ引き継ぎます。ご確認ください。」
・「私用のため、○月○日(○)に有給を取得したいです。業務は本日中にToDoを共有します。必要があれば代替日をご相談ください。」
・チャットでも、できればメール等“残る形”で申請しておくと安心です。
断られたときの考え方
・まずは具体的な理由と影響を確認する(例:「どの業務が回らないか」)
・時季変更の提案を求める(例:「別日候補があれば教えてください」)
・一律NGや抽象的理由だけの場合は、就業規則や社内ルールに沿って再度相談する
・やり取りは記録に残す(後日の食い違い防止)
よくある誤解
・「理由を詳しく書かないと取れない」→ 原則「私用」で問題ありません
・「繁忙期は誰でも不可」→ 一律NGではなく、個別の事情と代替案の検討が必要
・「パート・アルバイトには関係ない」→ 所定の出勤要件を満たせば比例付与があります
トラブルを避ける小さな工夫
・早めに申請(目安:2週間〜1か月前)
・上長が判断しやすい情報(引き継ぎ計画・緊急連絡)をセットで出す
・同じチーム内に先に情報共有して、上長には「合意済み」を添える
・どうしても難色のときは、候補日を2〜3つ用意して柔軟に
今日のまとめ
有給は「取り消し」ではなく「日付の相談」が基本。早めの申請と、業務が滞らない工夫を添えることで、スムーズに通りやすくなります。無理と言われたら、理由の確認と代替日の相談を丁寧に進めましょう。
有給取得の伝え方や社内ルールでお困りの方は、クラリ社会保険労務士事務所へお気軽にご相談ください。
クラリ社会保険労務士事務所では、愛知県津島市を拠点に、障害年金の請求代行をはじめ、労働トラブルのご相談や就業規則の作成・見直しなど、幅広い社会保険労務士業務を行っています。
特に障害年金については、多数のご依頼をいただいており、初回のご相談から丁寧にサポートいたします。
津島市周辺(愛西市、あま市、弥富市、稲沢市、蟹江町、大治町、飛島村、清須市、名古屋市中村区・中川区・港区・中区など)で、障害年金の申請や労働問題のご相談先をお探しの方は、ぜひ一度クラリ社会保険労務士事務所までお気軽にご相談ください。
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