副業・兼業を始める前に 会社が決めておくこと(労務・会社向け)
こんにちは、クラリ社会保険労務士事務所の氏川巳央です。
最近は「副業OKにしたい」「副業申請が増えてきた」というご相談が増えています。制度として始めるなら、最初にルールを決めておくことで、後のトラブルがかなり減ります。
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まず大前提として、副業を認めるかどうかは会社の方針です。
ただ、認める場合でも「完全に自由」だと、労働時間、健康管理、情報漏えいなどで問題が起きやすくなります。
だからこそ、最低限のルールを先に作っておくのがおすすめです。
最初に決めたいのは、申請の対象と流れです。
・どんな副業は申請が必要か(原則すべて/一定範囲のみ)
・申請はいつ出すか(開始前、更新時)
・誰が承認するか(人事、上長、役員など)
・承認までの目安日数
次に、禁止するものを明確にします。
よくあるのは、
・競合する仕事
・機密情報を扱う仕事
・反社会的な業務
・会社の信用を傷つけるおそれがあるもの
このあたりは、社員にも説明しやすい形で文章にしておくと安心です。
そして、実務で一番つまずきやすいのが「労働時間」です。
副業があると、本人は元気でも、会社としては長時間労働や健康リスクを見落としやすくなります。
・副業の労働時間をどう申告してもらうか
・申告が増えた時にどう管理するか
ここを決めておかないと、制度が形だけになりやすいです。
健康管理のルールも大切です。
・睡眠不足や体調不良が出ている場合は、副業の見直しを求める
・繁忙期は制限する
・過重労働の兆候があるときは面談する
こういった運用まで用意できると、社員を守れます。
また、情報管理もセットで考えたいところです。
・会社PCや社内ツールを副業に使わない
・社外への持ち出し禁止
・顧客情報やノウハウの扱い
このあたりは、誓約書や就業規則のルールと整合させておくと安心です。
最後に、よくあるトラブルを挙げておきます。
・副業で疲れて遅刻や欠勤が増える
・競合にあたる仕事をしてしまう
・会社の名前を勝手に使ってしまう
・副業の内容が変わっているのに申請が更新されない
こういうケースは、ルールを先に作っておけば、防ぎやすいです。
副業は、上手に運用できれば社員の選択肢が広がり、会社の採用にもプラスになることがあります。
でも、曖昧なまま始めると、後から整えるのが大変です。
副業規程や申請書の整備、就業規則との整合、運用設計まで、クラリ社会保険労務士事務所へお気軽にご相談ください。
クラリ社会保険労務士事務所では、愛知県津島市を拠点に、障害年金の請求代行をはじめ、労働トラブルのご相談や就業規則の作成・見直しなど、幅広い社会保険労務士業務を行っています。
特に障害年金については、多数のご依頼をいただいており、初回のご相談から丁寧にサポートいたします。
津島市周辺(愛西市、あま市、弥富市、稲沢市、蟹江町、大治町、飛島村、清須市、名古屋市中村区・中川区・港区・中区など)で、障害年金の申請や労働問題のご相談先をお探しの方は、ぜひ一度クラリ社会保険労務士事務所までお気軽にご相談ください。
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